• テキストサイズ

【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第77章 【逆ハー卒業ルート】焼肉パーティ


「どういう告白っ?! お前一応女なんだから、好きよ、おそ松っ、愛してるわっ、ぐらい言ったらどうなの?!」

「おいクソ長男……なんでお前限定なんだよ、それを言うなら 好きよ、一松っ、愛してる、抱いてっ……だろうがっ」

「いやそれも一松兄さん限定になっちゃってるから……ていうかそれもうナス子姉じゃないよね、すでに」

 文句を言いつつも、自分を押しのけたりしないのが嬉しくて、皆と同じパーカーを着ているのが嬉しくて、こみ上げてくるものが多すぎて、なんと言葉に表したらいいのかわからない。

 こんなのは、おかしいのかもしれない。

 六人もいる男達。
 しかも、六つ子。

 同じ顔、同じ体。

 でも、全員違う。

 そんな全員を、同時に好きになってしまったなんて。

 恐らく、ではなくて、きっと、これは普通じゃない。

 それでも。

「おそ松」

「ん?」

「カラ松」

「ん?」

「チョロ松」

「なに?」

「一松」

「ん……?」

「十四松」

「ハイ! 十四松ですっ!」

「トド松」

「ん?」

 思わずにはいられない。

「━━━━━━━生まれて来てくれて、ありがとう……っそ、そんで……私のこと、好きになってくれて……ッ……アイラビューだーっ!!」

 願わくば、こんな愛おしい馬鹿たちと、ずっとずーっと

 一緒に。





【HAPPY BIRTHDAY 遅ればせながらおめでとう!】
/ 2205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp