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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第11章 本日決戦日 チョロ松side



 あぁ、ダメだ。すっげー眠い。ウトウトする。

「・・・実は、最近ちょっと悩んでることがあってさ、ずっとそればっか考えちゃって。だからいっぱい買っちゃったのかなぁ」

「んー・・・」

「チョロ松ー?聞いてる?」

「聞いてる、よ・・・」

「おかしいんだよ、私。今まで男の人にドキドキするのって、大人になってからは二次元だけだったのにさ」

「んー・・・」

「そりゃ、格好いいお客さんとか、タイプの先輩がいたりした事もあったけど、別にその時はただ素敵だなぁって思っただけなんだけどね」

「・・・・・うんうん・・・」

 なんとか寝ないようにナス子の悩み事?らしいものを聞いてる。
 聞いてるつもりだ。
 あーでもあんまり頭には入ってきてないかも・・・
 意識手放したいんだけどなぁ・・・

「でも、あの日からちょっと変なんだよー」

「・・・・・んー・・・?」

「十四松の事思い出すとさ、なんかドキドキと言うか胸がギューッとなると言うか・・・」

「うん・・・・ん?・・・んん?!!!」

「わっ!」

 急に聞こえた単語に一気に目が覚めて急に起き上がったため、僕にマッサージをしていたナス子は僕の背中から転がり落ちた。

「じゅ、十四松??! は? はぁあああああ?!」

「そうなの、十四松!私おかしいよね? 相手十四松なんだよ?あの十四松だよ?!」

「いや、本当だよ! なんで十四松?! あの十四松だぞ?!」

 僕もパニっくになって同じ言葉を返す。

「なんで? どうして?? 何があってそうなったの?!」

 もう眠いモードなんて速攻覚めた!
 ビックリしすぎてケツ毛燃えるかと思った!!
 なにこの展開?!

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