• テキストサイズ

【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第74章 【逆ハー卒業ルート】主婦は偉大だ2 



 おそ松の言っている事は嘘ではないにしても、このいつもとのギャップにプラスして昨日の事も思い出してしまったり、今すぐこの場でシようなどと言う茶化し文句すら恥ずかしく感じてしまう。

 それに付け加えて卒業だのなんだの言われ、楽しそうな長男と余裕のない長女はその場で奮闘している。

「なに今の声?! ちょっとおそ松兄さんナス子姉に何か変な事したんじゃないよね? すんごい悲鳴聞こえたんだけどっ」

「居間にいたトド松だけじゃなくて二階にも聞こえてきたんだけど……お前……朝からナニするつもりなの、こんな狭い場所にナス子連れ込んじゃって、初めて奪ったからって一人占めしてコソコソお楽しみでもしようとか思ってないよねぇ? ビックリして猫逃げちゃったし」

「なに?! 俺別になんもしてないけどっ」

 ナス子の悲鳴のような叫び声は家中に響いてしまい、ぞろぞろと同じ顔の兄弟達が顔を出す。
 しかしおそ松は茶化しはしたが、手伝っていただけで何もしていない。

「ほんっとコイツはロクな事しないな! そう言えばさっきおそ松兄さんとカラ松抜いて話合ったんだけどさ~」

「ペッ、ナルティー!!」

 チョロ松が腕を組み、弟達と視線を交わす。
 ドタバタ走ってきた十四松はチョロ松の代弁のようにその言葉を告げた。

「「へ?」」

 おそ松も、ナス子も、何を言われたのかわからずキョトンとする。
 
「やっぱりさ、女の子の初めてを貰うってのは凄い重要な事だと思うんだよね、僕は。それに加えて、六つ子である僕らの中で最初に卒業もした訳だし、長男と次男は僕らが卒業出来るまではナス子とセ×クス禁止!!」

「は?! はぁあぁああああああ?! なにそのルール! そんなの銭湯で決めた話と違くなぁい?! お前らが卒業するまでっていつだよ!! じゃあ早くしろよ、今しろよ!! 」

「おい、お前は私の身体を気遣ってくれてたんじゃないのか!!」
/ 2205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp