第72章 【R18】【逆ハールート】主婦は偉大だ
多少残念な流れの始まりではあるが、覚悟を決めたナス子とおそ松、カラ松は再び交互に唇を重ね長いキスをしながらも大好きな胸、大好きな相手の身体を揉みしだき先端部分で遊び始める。
まさか二人同時でこのような行為に及ぶとは思ってはおらず、混乱もあるが、触れられて心地良さを感じてしまう辺りナス子自身ももうこの二人には逆らえないだろう。
「っ……くすぐった……」
耳元で喋るおそ松が舌を這わせ首筋にツーとぬるりと生暖かい物を這わせていく。
くすぐったさなのかゾクゾクなのか、よくわからない愉悦に身震いが止まらくなってしまいついおそ松の袖をギュっと掴む。
「ははーん、感じてるのぉ? まだ俺達、キスとか胸触っただけなのに……ナス子ったら実はエッチな女だったの?」
「おそ松、あまり虐めてやるんじゃない。 ナス子が震えているじゃないか……んっ…」
そういうカラ松もナス子の胸の先端を弄る事をまだやめる事はせず、何度も舌で先端を転がしたり突いたり、時に軽く齧りついてしまう事に着々とナス子自身の身体も熱くなってきてしまっている気がする。
段々、カラ松に貪られる箇所の感触が痛いのか、気持ちいいのか自分でもわからなくなって普段の自分を見失いそうになってしまう。
「……ああっ、んっ、ん━━━━……っ」
「あーんっ」
「うひゃっ!!」
突如おそ松に首筋に噛みつかれビクリと身体を固くするナス子。
カラ松とおそ松同時に攻められている恥ずかしさと、自分の思ってもみない声が邪魔してどうにも反応に困ってしまうが、何か言いたくても攻められる箇所箇所の全てが性感帯のように感じてしまい最早身体を跳ねさせ、捩るしか出来ない。
「か、噛まないでって言ってるのに! なんでアンタ達二人はすぐ噛む……のっ……」
「だって美味そうだったから? 石鹸のいい匂いがしたし。なー、カラ松~」
「ふっ……そうだな、俺もヴァンパイアにでもなった気分だ…」
長男に真似するようにカラ松も反対側のナス子の首筋に噛みつくと、同時に二つの歯型が残ってしまう。