第70章 【逆ハールート】花見 翌日のお泊り
「…………」
「ん? どうしたのチョロ松兄さん?」
「………あぁあああ、もう!! カラ松のせいだからなっ」
「え? 俺?! 何を急に言い出すんだチョロまぁつ」
「あ! もしかしてチョロ松兄さんタッティ?!」
「~~~~~~っ、あぁ! そうだよっ!! 否定したって仕方ないしハッキリ言う! 妄想しちゃうよね、いつも来る銭湯の女風呂でナス子が風呂に入ってるとか言ったらさぁ」
何を妄想しているのかはわからないが、多分以前見てしまった夢の事なども思い出してしまっているのだろう。
「はぁ~~~、チョロ松兄さん……今ここでそんなになってどうするの? これからぼくら一緒に寝るんだよ?」
「「「「「「あっ」」」」」」
言ったトド松も、聞いていた五人もそのセリフに自然と大事な場所が反応してしまうのがわかった。
「おい、トド松」
「トドまぁつ」
「トドまつーっ」
「トド松……」
「トッティ!!」
「あぁっ、ごめんなさぁぁああい!!」
暫くの間、タッティを治めるべく逆上せるまで湯から出るに出られない六つ子であった。
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