第68章 【番外編】おっちゃん

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　と言っても、外でするとなるとちょっと恥ずかしい。
　大ではなく小だとしても、もしも弟達に見られたらと思うと死にたくなる。
　小屋から少し離れていき、適当な茂みを見つけるとそこに屈む。

　ふと視線の先に小石が何個も縦に重ねられた物体を見つけ一瞬身じろぐ。

「……っ、な、なにこれ？」

　それから醸し出される怪しい雰囲気に一気に尿意が治まりナス子はいち早く小屋へと戻ろうとするが何もしていないのに縦に積まれた歪な物体はコロコロと形を崩して倒れてしまった。