第9章 楽しいがいっぱい 十四松side
「雲ってなんか色んな形してて面白いよねぇー、あれとかどう見ても綿あめだし隣はソフトクリームだし」
「あ、姉さんも同じ事考えてたんだね!」
心の中が一緒だって思ったらまた嬉しい気持ちが大きくなった。
「ん? あぁ、だから十四松はヨダレ出してたのね~」
「へへへへへ、バレましたな」
「バレバレですよー」
「今度はスイーツ探しの探検ごっこでもしようね!」
「スイーツ!!!」
姉さんの提案に目を輝かせたボクはもう次の探検ごっこの楽しみを考えだしてる。
また一緒に遊べるんだー、やったぁああ♪
「まぁ、スイーツに関してはトド松の方が詳しいと思うけどー」
「パフェ食べたい! めっちゃ甘いよっ」
「わかった、じゃぁパフェも食べに行こう」
「うん!」
話していたらやっと姉さんも落ち着いたみたいで、立ち上がる事が出来た。