第67章 【R18】【一松ルート】一松は猫が好き
ナス子は顔を真っ赤にして、目を潤ませて歯を食いしばり、必死に何かに耐えながら、口から声を絞り出す。
「っ………に……ニャア………っ」
小さく一度だけそう言うと、布団に顔を押し付けてしまう。
ナス子の脳内は今死にたいとしか思っていないかもしれない。
そんなナス子の気持ちなどお構いなしに、一松はゾクゾクと沸き上がってくる自身の興奮を抑えようともせず、その興奮は表情と身体に顕著に現れる。
「あっ! やっ……な、中でおっきく……っあっああ!」
「んん? 違うよなぁナス子……っなんて啼くんだ?」
緩やかになっていた腰の動きをグラインドさせるように一度回すと、ナス子の腰を引き寄せてより深く自身を挿入してそれを引き抜き、また一気に奥まで入れると、一際高い声がナス子の口から漏れる。
「ああぁっ!! っ…にゃ……にゃ、あっ?! あっ!」
「ああ……っ可愛いよナス子……最高……っこんな可愛い猫見たことない……っ」
「にゃ……っああっ、あっ、いちっま……っ」
「イきそう……っいいよ……俺も……っ……!」
「っ━━━━━━っあああ……っ!!」
「くっ……っ」
中で一松のものがビクビクと震え、ナス子も絶頂を迎えると、夕暮れ時からすでに夜中を回るまで愛し合い続けていた二人の体力は、限界を迎えようとしていた。