第67章 【R18】【一松ルート】一松は猫が好き
「あああっ……いい年をしてこんな格好……っ恥ずかしいっ! 恥ずかしすぎるっ! 穴があったらさらに穴を掘り進めた後にそこに埋まりたいっ……!!」
「ひひっ………俺の為ならそんな思いしてまでお願い聞いてくれるんだなぁ」
「あああああああムカついてきたぁぁぁぁ!! 一松ぅぅぅぅ!! あんまり調子乗ってるとっ……」
思わずゲンコツをくらわそうと振りかざした手を、パシリと掴まれる。
「い……一松、さん?」
掴まれた手首が熱い。
これは自分の体温ではなく、一松の手が熱くなっているのだとわかると、目の前の男の表情を見て、ナス子のほうは表情が固まってしまう。
「なぁ……どうしよう、ナス子……」
「な……なに、が……?」
掴まれていた手首にぐっと力を入れられ、走った痛みに顔を歪めると、一松の表情がより高圧的なものへと変貌して、ナス子の顔からサーっと血の気が引いていく。
「想像以上に………ヤバいくらい興奮すんなぁ、おい」
「━━━━━━っ!! いちまっ………!」
身体を引き寄せられ、噛み付くようなキスをされて、そのまま床に組み敷かれてしまう。
「んっ……! んぅ……まっ……いちっ……」
何度もキスをされ、舌で口内を犯されると途端に体の熱が上がってしまい脳が正常な判断を鈍くしていく。