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【おそ松さん】松野家と年上幼馴染(R18)

第9章 楽しいがいっぱい 十四松side



 姉さんが一生懸命ボクを観察して、ボクも姉さんをじっと観察する。
すると目が合って、お互いヘラっと笑った。

 姉さんはボクといて癒されるって言ってくれるけど、ボクも姉さんといると優しい気持ちになれるよ!
 姉さんをずーっと見てたら、また目が合って、今度は姉さんの顔がまた赤くなった。

「じゅ十四松・・・そんなにずっと私の事見てなくてもいいよ!」

「え、そうなの? でも姉さん見てるの楽しいよ!!」

 ボクがずっと姉さんの顔と目を見てたからかな?ちょっと照れてる??
じゃぁ、ボクも姉さんを困らせないように違う所を見なきゃ・・・・

「・・・ちょ、十四松!十四松!!どっかいかないでっ、顔が大仏になってるっ」

 何も考えずにどっか見てようと思ったらいつの間にか大仏になってた。
 声掛けにハっとしてまた元の顔に戻る。

 うーん、絵を描いてもらうのって楽しいけど難しいんだなぁ。
 やっぱりジっとしてられなくて、どうしても姉さんの顔を見てしまう。
 なるべく目が合わないように、姉さんが顔を上げたら目を逸らす。

 下向きの姉さん、睫毛長いんだなぁ。今日もお化粧はしてないけど、お化粧しなくても可愛いよ。
 ・・・って言ったらどんな顔をするんだろうと興味が沸いた。
 でも、絵の邪魔になるから今は言わないでおこうっと!

「できた?!」

「うーん、もう少し」

「・・・・・・出来た?!」

「まだ1分も経ってないよ十四松!」

なんだろう、そわそわして来ちゃった。
別にトイレに行きたい訳じゃないんだけど、ちょっとムズムズする!

姉さんが仕上げだって言って顔をあげなくなってノートに夢中になりだした。
持ってきた色鉛筆で色をつけてるみたい。

もうボクはじっとしてなくってもいいのかな?
邪魔をしないようにゆっくりゆっくりと姉さんに近づいて行った。
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