第65章 【R18】【トド松ルート】残念だった人
邪魔されないっていいなぁ、今度は姉さんの口に何か巻いて口塞いでみようかなぁ?
あ、でもそれじゃぁキス出来ないんだよねぇ、キスはしたい!
ぼくは一松兄さんやチョロ松兄さん程変なスイッチは入ったりしないけど、好きな人を前にするとどうしても色々な顔が見たいと言う願望に捕らわれてしまう。
出来るなら恥ずかしがって顔を隠す姉さんを拘束して、その顔すらも堪能したい。
体の隅から隅まで眺めてみたい。
先に起き上がると布団をめくって姉さんの裸体をジっと見る。
ほんと、前に比べて痩せてきたと思う。
あんなに残念だった姉さんの体型は決して細すぎではないにしても、多少むっちりとした身体が性欲をそそる。
あぁ、ダメだ。
気持ちよさそうに寝てるの見てると無理やり襲いたくなるのってなんでだろう?!
「姉さん、まだ寝てていいからね?」
そしてぼくは姉さんの首筋に舌を這わせる。
這わせた舌は鎖骨へといくと、一度強く吸い付いた。
………あ、ヤバイ。キスマークがうっすらついちゃった。
これ起きてバレたら死刑ものだよね?!
こ、これは言わないでおこう。
僕は自分自身でもドライな部分があると思う、いや思うんじゃなくてドライだな。
人に興味ないし、ぼくはぼく自身が一番可愛い、けど姉さんと付き合うようになるとそれはもう思っていた自分とは全く違って、一番可愛かったハズの自分よりもナス子姉さんを可愛がりたくなる衝動に駆られて、甘やかしたくもいじめたくなる。
ライバルが兄さん達だっていうのもまた問題ではあるんだけどねぇ。
アイツらの頭上に飛行機とか落ちて地獄に落ちてくれればいいのに!
まだ姉さんを諦めていない兄さん達はぼくを相手にしている時はいつも余裕そうだ。
と、言うよりも絡み放題弄られ放題。
ほんっと殺し屋でも雇おうかなぁ、自分の手は汚さない!それがトッティスタイル☆