第63章 【微エロ】【カラ松ルート】レンタル彼女継続中
スーパーで買い物を終え、家に戻ってきた私達。
カラ松が重い物を持ってくれるのでついつい色々買いすぎた感はあるが、それもカラ松が上手に使ってくれるだろう。
一緒に買ってきたものの整理をしていると、カゴに入れた覚えのない物が結構ある。
カラ松が勝手に入れたんだろうけど、本当に必要なものしか持ってこないから私も別に文句はないんだけど。
「あれ? 食器洗剤もうなかった?」
「いや、もう1本あるんだが、特売で安かったんだ」
「そっかそっか。どうせ必要だもんね………ん? あれ? 薬局なんていつの間に行ってきたの?」
「あのスーパー、中に薬局が併設されてるだろ? それも必要だから買ってきた」
「お金持ってたんだ?」
「まぁ多少はな……」
「何買ったの?」
茶色い紙袋の中を見て、思わず動きを止めてしまう。
こ、これは………
「必要だろ?」
ニヤリとした表情でそう言われ、眉を寄せて唇を尖らせるが、顔が熱くなってしまうのはしょうがない。
「そう、だけど…………ちょ、5箱って! 買いすぎじゃない?! 一箱12個入りって書いてあるよ?!」
「フフ~ン……いくつあってもありすぎるということはないさぁ……いざという時ないと困るからな……あの日のように」
「……よっぽどだったのね、あの時」
「フッ………ああ」
会話の内容でもうおわりかと思うが、袋の中身はアレ……コンドームだった。
確かに必要には必要だけど……恥ずかしいわっ!!