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【血界戦線】番頭さんに珈琲を

第6章 悪夢の外伝



「……ぁ、ん、ん、ふ……ん……」

 腰掛けに座ったスティーブンさんの上に、またがらされております。
 
「んっ……んー……」

 私は自分で腰を上下させ、敵のぶっといモノを気持ちいい場所に当てまくる。
 でも……気持ちいい。

「ほら、もう少しだぞハルカ」

 桜色になった私に口づけ、不良中年……コホン、スティーブンさんが促した。
 まあ余裕面こいてるが、敵もそろそろ限界っぽいのだが。
 どういうことかと言うと、イキそうでイケない。お互いに。
 私は真っ赤な顔を上げ、恋人を見つめた。
 
「スティーブンさん……」
「ハルカ?」
「ん……っ」
「……え!?」

 腰を上げ、糸を引いて接合を解く。
 そして濡れまくった自分の割れ目に敵のブツを押しつけ、ぬちゅっと、音を立てて擦りつける。あー、これ、イイかも。
 
「ぐっ……ハルカ……そ、そういうこと、しない……」

 そうはゆうても、女は中に入れるよりアソコを刺激する方がいいものなー。

「ダメですか?」

 私は腰を前後させ、血管浮き上がるブツを擦りつけまくった。

「いや何だか、道具にされてる気分だ」
 そら背徳的ですな。

 ああもう、と髪をかき上げる伊達男。 
「君って子は……。ああ分かったよ。おしおきは少し止めて、優しくするから」
「わーい」

 もう少しでイキそうだったのに、そっと休憩用の長椅子に横にされた。
 スティーブンさんは微笑み、私に口づける。

「……ぁ……」

 優しい笑みにとろけそうになった。
 だが敵はニヤリと、
「よし、優しさタイム終わり」
「――は? え……わ……ぁ……っ!」

 早いなぁ、おい!
 
 敵は意地悪な笑みで私の足を開かせたかと思うと――そのまま一気に――!

「ぁ!! ぁ、う……!」

 頭のてっぺんまで貫かれたような衝撃。

 元々イク寸前だった場所だ。愛液で潤いまくってた場所は猛りきった雄を一気に奥まで呑み込んだ。
 そして膝を折るくらい曲げさせられ、猛烈な勢いで攻めが始まった。

「す、スティーブンさん、の……バカ……っ」
「元はと言えば……君、だろう……」

 はぁ、と顔を紅潮させ腰を前後させ、ガンガンとブチ込みながら、敵が言う。

「……ぁ、う……っ……」

 出来るのは、ただ相手を抱きしめることだけだった。


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