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【血界戦線】番頭さんに珈琲を

第4章 開き直りました


※R18





 ベッドが揺れる。身体が熱く火照っている。

「はぁっ、はぁ、ん、はぁ……」
 仰向けで激しく責め立てられ、私は息も絶え絶えだ。

「可愛いよ、ハルカ。もっと、声出して」
 激しい抽挿の合間に、スティーブンさんが口づけながらささやく。

「き、気持ちいい、気持ち、いいです……スティーブン、さん……」
 背中に手を回してしがみつき、足を身体に絡め、懸命に求めた。

「良い子だね」
 フッと笑う声。そしてより奥深くを侵略される。
「ぁっ、んぁっ……ひっ、……!」

 交わりは深い。勢いをつけ奥まで突き上げられ、そのたびに光が散るようだった。

「んっ、んんっ、ぁっ、……だ、だめ、そこ、だめ……!」
 ダメって言ってるのに、反応した場所をグリッと抉られ、飛びそうになった。

「……や、ん……ぁっ、ゃぁ……だめ……!」
 腰が勝手に動いてしまう。雄を締め付け、離さない。

「だから、そう煽るなよ……っ……」
 スティーブンさんが少し苦しそうに、
「無理、させちゃいそうだ」
「ひっ……! い、いいです……もっと、ほしい、から……」
 涙声でそうねだると、スティーブンさんが少し目を丸くし、眉根を寄せた。
「そんな顔をして……言ったことの、責任、取れよ……ハルカ……!」
「ぁ、あ……! ぁっ、ぁ、はぁ……だめ……」

 速度が増し、結合した箇所から聞こえるいやらしい音が、大きくなる。
「スティーブンさん……好き、大好き……!」
 必死にしがみつき、振り落とされないようにするだけで精一杯。
「スティーブン、さん……いや、い、イク……イッちゃ、う……!」
 キスをして、思い切り抱きしめて、後はもう、本能のまま。

「あ……ああっ……イク……やぁ……――っ……!!」

 ありったけの声を上げ、全身をけいれんさせ、絶頂を迎える。
「……ハルカ……っ!」
 数瞬遅れ、スティーブンさんも身体を震わせ、静かに達したようだった。



「はぁ、はぁ、はぁ……」

 抜かれた後は放心して呼吸を整えるのが精一杯。
 スティーブンさんはローブを羽織りながら、そんな私を優しく見下ろし、

「寝ていていいよ。僕がきれいにしておいてあげるから」
 
 いや、そんなわけには……と言おうとしたけど、私はすーっと寝てしまった。

 う、運動で疲れてたせいだ。きっと!

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