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君を奪うのは…【R18】

第6章 彼の世界


そんな幸せな時間もつかの間だった――――



「今日、常連のお客さんに先輩と付き合ってるのって聞かれちゃった」


「それなんて答えたの?」


「サークルの先輩ですーって」


「あはは、そこまで隠さなくてもいいのに」


そんな彼女の声が聞こえた時、心臓を切り裂かれたような感覚が走った


彼氏がいないなんて嘘だった。


僕が思い続けている彼女には彼氏がいて、今まさに幸せそうに帰宅している


「っ…彼女は僕の妻になるんだ」


必ず手にしてみせたかった


僕には彼女しかいない



彼女が僕に振り向かないのなら、どんな手を使ってでも振り向かせればいいんだ



だからこそ僕は彼女を監禁して、孕ませてしまえばと考えた




「んぁ…!っ」


「君、ここが弱いんだ。もっと舐めてあげるから…ね?」


彼女の弱いところは全て調べ尽くした


「あはは、こんなにぷっくりさせて…可愛いよ」


「んんっ…ぁ」


彼女が僕の体を勝手に欲しがるようになるよう、毎日体の隅々まで舐めまわした


そして毎日彼女の中で達した


「あぁ…イクっ…!出るっ!」


「あ…っ…」


いつも僕が中で出す度に、彼女は離して欲しくないとでも言うように中を締め付けてくる


「はぁはぁ…これでもう僕の…っ」


気を失った彼女を見た時、彼女の頬からは涙が流れていた


「っ…君を泣かせたかったんじゃ…僕は君を幸せにしたいんだよ。僕ならあの男よりきっと、一生幸せにすることが出来るんだ」






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