第4章 体育祭*不二
不二「○○…可愛い…」
○○「…っっ!!」
ボッと音が出るほど顔が赤くなった。
○○「や、やめてよっ!恥ずかしいなぁ…」
不二「そうやって少し強気なところも大好きだよ」
そう言って私の首筋に唇を這わせる。
ペロっと舐められ、ビクッと体が反応した。
○○「やっ!く、くすぐったい…!」
不二「気持ちいいの間違いじゃない?……ほら」
少し下へ下がり、鎖骨にチュッとキスをした後、鋭い痛みが突然伝わってきた。
○○「痛っ!?」
恐る恐る見てみると小さくキスマークを付けられていた。
しかも、制服を来ていても確実に見える位置。
○○「ちょ…周助くん!!なんで…?」
これじゃあ、皆に気づいてくださいと、言っているようなもの。
何とかして隠しても確実にバレる…!
普段の周助くんならこんな事しないのに…どうしてよ…。
不二「君は僕のもの。それを皆に見せつけてやりたくて。」
不気味な笑みで私の首筋にあるキスマークに触れる。
不二「誰にも渡さないよ…」
また私の首筋にキスマークを付ける。
何度も何度もピリピリした痛みが全身に走った。
○○「しゅ…周助くん!いい加減にっ…」
力を入れて周助くんの胸を押し、ようやく離れてくれる。
首筋や鎖骨には周助くんの付けたキスマークが重なって真っ赤になっていた。
○○「どうしたの…?こんな強引なんて周助くんらしくないよ…」
周助くんは不気味な笑み。
その笑みに何故かすごくゾクゾクした。