第2章 雲雀姉弟のΨ出発
あの後、全校生徒が顔を真っ青にして教室の戻った。
放課後まで2年巛組に雲雀双子は来なかったので、少なくともこのクラスではないようだ。
斉木はホッと息を吐いた。
「相棒!ラーメン食いに行こうぜ!」
「斉木!不穏な風の正体を探りに行くぞ!」
[どっちも行かない
(僕は早く安全地帯に帰りたいんだ!これ以上面倒な事が起きる前に!!)]
その時、斉木は気づかなかった。
この言葉がフラグになっていることに・・・
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なんとか燃堂や海藤を撒いた斉木は、何事もなく家に着いた。
母 久留美のおかえりの声を聞きながら部屋に入る。
制服を脱いでキッチンに向かい、冷蔵庫を開けるとそこには楽しみにしていたコーヒーゼリーが・・・なかった。
[コーヒーゼリーが、ないっ!!?]
「あら、くーちゃん?冷蔵庫の前でどうしたの?」
[僕のコーヒーゼリーがないんだ]
「え?!こ、コーヒーゼリー?!そ、そそそそそんなものなかったわよ!!」
[・・・・・・・・・・・・・・・・・父さんか・・・]
斉木は楽しみにしていた、いつも食べている物より少し高めのコーヒーゼリーを、寄りによってあの情けない父親に食べられたことに感情を高ぶらせた。
母はそんな息子の横でワタワタしていたが、正直知ったこっちゃない。
斉木は父にどういう制裁を下すか…と考えている時に、家の呼び鈴が鳴った。
「わ、私出てくるわね!」
[母さんがどう言おうと関係ない・・・どうしてやろうか…ッ!]
「くーちゃーん!ちょっと来てー!」
[なんだ?今僕は忙しいのだが!!?]
母に呼ばれて玄関に向かうと、そこには学校で見た姿があった。
『あれ?君は…』
「集会で僕達を驚いた顔で見てた…」
「あら、くーちゃんもう会ってたの?」
[もう?]
「彼等はね、私の妹の子であなたのいとこなのよー♪」
[は!?]