第2章 雲雀姉弟のΨ出発
おまけ
『という訳で、お近づきに印に…』
あの後、斉木と雲雀双子は下に降りて斉木の父 斉木國春に挨拶をして、挨拶回りの品としてコーヒーゼリーを持ってきた。
(1度家に帰って自分たちの分も持ってきた)
[もしかして…]
「これがさっき言ってた1個5000円のコーヒーゼリーだよ」
「「ええ!?」」
『あ、気にせずに食べてください』
[………]モニュ…モニュ
「どうしたのくーちゃん?いつもはもっとパクパク食べるのに」
『不味かった?』
[天に昇る美味さだ…早々に食べ終わったら勿体無いだろう?
…なんだ父さん、いらないなら僕が貰うぞ(というか寄越せ)]
「あげるわけないだろ!!こんな美味しいやつ!」
「本当に美味しいわぁ」
「唯が作ったんだから、美味しいに決まってるでしょ」
「「[…!!?]」」
[買ったんじゃないのか?!]
『正確には売られるやつを作ってきた』
唯曰く、以前高級スイーツ店にケーキを買いに行ったが、その店のスイーツが値段の割に不味かったらしく、店長に物申したら逆ギレされ「なら同じ予算で収まるものを作ってみろ」と言われて作ったら、それがバカ売れした。
それから店長が唯に弟子入りしてケーキなどのスイーツのレシピを伝授してもらったが、どうしてもコーヒーゼリーだけは同じ味にならず、仕方なく唯が作ってたものを販売しているとのこと。
ただ、このコーヒーゼリーは唯の気まぐれで作る上に、店の幻の1品らしく直ぐに売れてしまうので、とても希少なものなのだ。
[それを僕は…]
『助けてくれたらまた作ってあげる』
[なんでも言ってくれ、すぐに駆けつけるから]
『…(思わずキュンとしてしまった;)』
「…………」ムスッ