第2章 ⚡︎ 上鳴電気 .1. √
暫くの沈黙の後、がばっと足を開かれる。
「ぅえ?!でんき」
「たまには余裕でやったろーって思ったのに、ったくもー!まじで余裕ないから、」
ぐちりと穴に押し付けられるソレ。熱くて、硬くて、
「ま、まって、かみな、ごむ、」
「っだから、余裕ねえの!中には出さないから」
「まって、まってまってまっ、で」
ばつん、と鈍い音がして、全部入ったのがわかる。
きゅうきゅうと勝手にナカが締まって、上鳴の形を感じてしまって、
「は、ぁう」なんて女みたいな声を出してしまう
「ッは、やばい、百瀬のナカ、めっちゃ締めつけてくる。あっちぃ、ちんこ溶けそ」
そう言いながらゆるゆると腰を動かす上鳴
「ぁあ、う、ン、ンん」
再び首に腕を巻き付けて、強引に上鳴の唇を奪う。
「ん、ふ、は、巴留?」
久しぶりに呼ばれた名前に強く締め付けてしまったのが分かった。
上鳴も気付いてるのかにやにやしてる。
「っも、焦らさないで、ちゃんと動けよ、そんで俺を」
イかせて、