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【イケメン戦国】蒼い瞳の向こう側

第1章 1.プロローグ


あのあと3日間
様々な検査と
警察の取り調べ並みの事情聴取が
連絡を聞き付けた両親と
職場の同僚、上司からあった。



なにがあったの???


と聞かれても


いや、仕事でお得意先まわりして
そのまま直帰しようとした矢先
石碑の近くにいきなり落雷して
気づいたら戦国時代にタイムスリップして
気づいたら信長さまを助けて
気づいたら政宗と恋仲になってて
気づいたらまた、現代に戻ってきました


とか言っても
絶対私だって、もう一度MR取りましょうかって
言いたくなるもんね。

のらりくらりと
飲みすぎて酔いつぶれてたなんて苦しい言い訳をしながら
私は必死にその場をやりすごした。


幸か不幸か
戦国時代で半年ちょっと過ごしたはずなのに
タイムスリップして帰ってきた現代は
3日間しかたってなくて。
土日を挟んで月曜日、私が会社にこないことから
プチ騒ぎになりつつ、
倒れていた私の身分証から病院が電話してくれて
無断欠勤でクビみたいなことは避けれた。




でも、心から一緒にいたいと思った人と
急に離ればなれになったなんて
そんな恋愛話をきいてくれるほど現代は甘くなくて、
そのまま仕事に戻り
タイムスリップする前の日常が過ぎていった。



変わったことは
その服には似合わなくない?といわれても
肌身は出さず政宗からもらった首飾りをつけ
どうしたら
【ずっと】待ってるといってくれた政宗のもとに
戻れるか
必死に考えていた。




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