第4章 消せない記憶。~宴~
「……わかった」
「決まりだ」
信長様と政宗がお互い目をあわせて
にやりとしたことを私とはるは気づかなかった。
「クックックッ」
「あいつらは仲がいいのか悪いのかわからんな。」
「………単純バカばっか。」
「どういう意味でしょう??素敵な戦いかと」
「……黙れ、三成。」
「でも最後信長様が決めるのはおかしいです!
普通に政宗の選ぶじゃないですか!」
それだけは阻止しないとと信長様を睨む。
「佐助、お前そこにいるだろう。お前が判定しろ。」
へ?!
私のはるがキョロキョロと辺りを見回す。
「やはり信長様にはばれていましたか。」
!!!
天井からかと、思えば今度は
私の前の畳があがって佐助が顔を出した。
「ふん。自分からばらしたのだろう。
それまではまったく気づけなかったがな。」
「そこもお見通しで。さすが信長様。
面白そうな余興だったのでつい参加したくなって」
「現代からきたのに、よくそこまで忍術を大成できたのか
七不思議だわ。。。」
私が思わずつぶやいた。
「では。。、。早速いただくよ?」
目の前にある大根をそれぞれ口に運ぶ。
「………!こっこれは。。。」
「どっち??」
固唾を飲んで見守る。
「……僕は。、。」
「「僕は???」」
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