第4章 消せない記憶。~宴~
「~/////
なにも、ありません!!」
恥ずかしさで涙目になりながや訴える。
「ハッハッハッ、からかいがいがあるな。」
信長様は酒がうまいといわんばかりに
くぃっと杯を飲み干し、
私に催促する。
「。。。もー絶対しないでくださいよ。」
警戒心まるだしでさっきより遠い位置から
お酌をしようとする。
もーちょっと。。。
「ひな、それでは信長様に届かぬぞ。」
!!
ふひゃっ!
急に耳元で澄んだ声でささやかれる。
思わず変な声を出してしまった。
振り替えるとやっぱり光秀さんだ。
「光秀さん!!そんなところで言わなくても
普通にいってください!!」
「クックックッ。面白いな。最近はるをからかうと、
途中から横やりが入るからな。」
面白いおもちゃを見つけたといわんばかりに
光秀さんが笑う。
このふたりには前もかなわなかった。。
人生経験が違うのかなぁ。。。
悔しそうに二人を見つめていると
グイっと、後ろに体をひかれる。
「よしひな!そろそろやるぞ!!」
!!
顔が近いっ!!!
力が入ってなかった分、
政宗の胸板にスポッとはいる形になってしまった。
ふわっ。。。
政宗のいつもの香りがする。
「………っ。。」
だめだ、涙でる。
そう思ったとき手をぐいっとひっぱられ
政宗の中から引き上げだされた。
「…………料理持ってくるんでしょ。」
気づくと家康が私の目の前にいた。