第3章 消せない記憶。
「………ふーん。、。」
納得したのかそうでないのかよくわからない返事をする。
「家康。。。さんこそ、こんな時間になにを。、」
「どうしても今日中に調合しておきたい薬があったから。
いままでかかった。」
「そうなんだ。遅くまでお疲れ様。」
「………。」
「………??あの。。。じゃあ私いくね。」
「………あのさ。」
「なに??」
「………いや、あんまり、夜出歩くと怪しまれるから
あんまりしないほうがいいよ。いまはまだ。。。」
「ふふっ、心配してくれてるんですか?ありがとうございます。
じゃあ家康…さんは信じてくれてるんですね。」
「……別に…」
「じゃあそういうことにしておきます。おやすみなさい。」
そう答え家康とわかれた。
「。。、あのときの俺と同じ顔してる」
そう小さくつぶやいた声は
夜のやみに消えていった。。。
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「これからどうしたらいいの。。。」
お水を飲んだあと一目散に部屋に戻り
ただただ天井を見つめるしかなかった。