第2章 2.消えてしまった時間

「何かあれば小娘一人斬るのは簡単だ。」

顔色ひとつ変えず信長様がいい放つ。



「しかし！！」

秀吉さんがまだ言おうとすると
政宗が口をはさむ。


「いいじゃねぇか。面白そうだ。
　しかもはるを助けてくれた恩もあるしな。」


政宗が私をみてにやっと笑う。
それだけで胸が苦しかった。


「わかったか、ひな」



「……………はい。よ。。。よろしくお願いします。」



私はただ、そう言うしかなかった。










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