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【テニプリ】闇菊/番外編【R18】

第2章 【海水浴!ナンパだホイ!】菊丸英二/夢主




「さーて、小宮山になーにしてもらおうかにゃー?」


あーんなことや、こーんなこと、なんでも言うこと聞いて貰っちゃうんだかんね、そうニヤリと笑う英二くんに、サーっと顔から血の気が引いていく。


「だ、だって、今のは英二くんが邪魔をしたから・・・」


そう苦情を言ってみたけれど、そんなの英二くんに通じるわけなんてなくて、案の定、ああでもない、こうでもないと、凄く楽しそうに思考をめぐらせていて・・・


英二くん、私にいったい、何をさせるつもりーーー?


振り返って私を見る英二くんのその顔に、とにかく嫌な予感しかしなくて、じんわりと冷や汗を書いた。


「んじゃさ、小宮山、これからも、ずっとオレの傍にいて?」


予想外の英二くんのお願い。
え?、驚いて目をパチパチさせてしまう。
ずっとオレの傍にいて?、もう一度繰り返す英二くんに、目を細めて、とんっと寄り添う。


「当たり前ですよ?、私は英二くんにいらないって言われるまで、ずっと傍にいますから・・・」


嬉しそうに抱きしめてくれる腕の中、約束だかんな?、そう英二くんが釘を刺す。
はい、そうもう一度頷いた私に、英二くんは優しいキスをしてくれる。





約束ですよ・・・?





英二くんにいらないって言われるまで、私はずっと英二くんの傍にいますから・・・





だから、言わないでくださいね・・・?





私のことなんか、もういらないって、





お願いだから、






絶対、言わないでくださいね___?
























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