第2章 【海水浴!ナンパだホイ!】菊丸英二/夢主
「ンン・・・英二、くんっ、アッ、ン・・・」
必死に口を覆って声を抑える小宮山・・・
ダーメ、可愛いコエもちゃんと聞かせてくんなきゃ、そう言ってその手をとると、より激しく攻めるたてる。
「アアッ!、ダメッ!・・・ン、ンン・・・」
「大丈夫だって、こっからじゃ聞こえないよん?」
「で、でも・・・やっぱり、ハズカシッ、ンンッ!」
必死に口を結んで、鼻から息を逃がす小宮山・・・
だけど、そんな可愛い抵抗もすぐに無駄なものになる。
「ンン、ハァ・・・アアッ、英二くんっ!、英二くんっ!!」
結局、どんどん夢中になってオレを求めてくれる・・・
もちろん、そんな小宮山に、オレだってますます夢中になっていく・・・
汗ばんだ小宮山の白い肌に、同じように白い砂が張り付いて・・・
抑えきれない甘いコエも、肌のぶつかり合う音や交わる水音も、ぜんぶ波音がかき消してくれて・・・
結合部分から溢れ出した愛液が作る黒いシミは、どんどん大きくなって行って・・・
「・・・お願いっ・・・もう、ダメ、私・・・」
切なそうな小宮山の瞳・・・
いいよん、身体を前に倒して抱きしめると、小宮山がギュッとオレにしがみつく。
それと同時により一層狭く締め付けてくるナカ・・・
それは、小宮山の限界がすぐそこまで来てるのを物語っていて・・・
そしてそれは、オレ自身だって同じことで・・・
「アアッ、ハアアァァァン!!」
「小宮山・・・ハァ・・・クッ・・・!」
小宮山が一際大きな甘いコエを上げて身体を震わせた瞬間、オレも薄い膜越しに欲望の熱を吐き出した。
「もう、英二くん、酷いじゃないですか・・・」
息を身なりを整えると、身体に着いた砂を振り払いながら、小宮山が不満げな声を上げる。
なんでさ?、さっき、満足してたじゃん?って思って、足んなかった?だったら今からもう一回・・・そう言いながら肩を引き寄せると、違いますよ!、そう小宮山は慌てて顔を真っ赤にさせる。