第2章 【海水浴!ナンパだホイ!】菊丸英二/夢主
「・・・外すよん?」
小さく頷いた小宮山の首のリボンを解くと、真っ白いふたつの胸が真夏の太陽の下に晒される。
その頂きを口に含むと、口の中ですぐにキュッと硬くなった。
「・・・かーわい・・・」
小宮山の下の水着に手を滑り込ませると、もうたっぷりと愛液が濡れていて・・・
海水とは別の滴りが太ももを伝って流れ落ちていく・・・
「・・・こっちも可愛い・・・久しぶりの外だから興奮してる?」
「やぁ・・・英二くん・・・すぐ、そういうこと、言う・・・」
恥ずかしがるのをわかってて、わざと耳元で言葉にする。
ただでさえ赤くなってる頬をさらに真っ赤にさせて、無駄な抵抗を見せる小宮山を見たくて・・・
小宮山に着せたままのラッシュガードのポケットに手を忍ばせる。
良かった、溺れた時に海の底に落ちてしまわなくて・・・
そこには、こんなこともあろうかとこっそり忍ばせておいたコンドーム。
そんなところに入れてたんですか!?、そう小宮山が目を見開いた。
「うんにゃー、だって、オレ、小宮山の水着見てその気にならない自信なんかなかったもんね!」
意地悪く笑いながらそう伝えると、小宮山は恥ずかしそうに俯いたあと、少し躊躇ってから今度はオレの顔をジトっと見つめてくる。
その小宮山の何か言いたげな視線に、どったの?、そう目をパチパチさせると、いえ、別に、ただ・・・、なんて今度は乱れた髪を耳にかける。
「・・・あの女の人・・・たちには、その気にならなかったんですか?」
んにゃ!!、小宮山のその言葉に、変な声がでた。
確かに、喧嘩の原因は明らかにオレがあの女たちと遊ぶのに夢中になっちゃったことで・・・
でも、仲直りを済ませたあとに、まさか小宮山にその話を蒸し返されるとは思ってなくて・・・