• テキストサイズ

【黒子のバスケ】初恋

第2章 《番外編》 ※二人の初めての話※


私をベッドの上に下ろした涼太くんは子犬もビックリな甘えた声で
「チサトっちには男も来るような同窓会行かないで欲しいっス」

「…え、さっき話してた今度集まる予定の中学の時の?」

「ははっ、束縛する女嫌いって言ってたオレが…チサトっちには独占欲も隠せないくらい束縛したいなんて…マジだせぇんスよ」


「オレ、チサトっちがオレのもんだっていう自信が欲しいっス」
「…涼太くん」
「大事にするし優しくする…からチサトっち、全部オレのにして良い?」
真剣な表情で、でも少し不安気に自分の気持ちを吐露する涼太くんに心臓が飛び出そうなほどバクバクして顔の方に熱が集まっているのが分かる

チサトは目の前の黄瀬の腕をキュッと掴み顔を真っ赤にしながら
「…うん。私を涼太くんのものにして?」と伝える

「はあぁぁぁーかわいすぎっス」
大きく息を吐きながらチサトを抱きしめる


ー実は今まで涼太くんと手を繋いだり軽くキスをしたりはしていたが、そんな雰囲気を全く出さなかったから私に対してそういう欲があまり向かないのかと思っていた
もしかして、我慢というものをさせていたのだろうか…。
/ 15ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp