第2章 《番外編》 ※二人の初めての話※
見つめてくる涼太くんの瞳にはいつもと同じ優しい眼差しの中にギラギラとした欲望が宿っているように見える
さらに涼太くんがさらにグッと近づいてきたかと思うと
「オレ、今チサトっちでこんなになってるんスよ」
太腿辺りにゴリッと硬くて熱いもの感触が伝わる。
ー涼太くん…私で興奮してくれてるんだ。
「えと…その私何もかも初めてで何をどうすれば良いかもよく分からなくて…上手く出来ないかも」
涼太くんは一瞬ビックリした顔をしてから、ふんわり笑うと
「上手くとか、そんなこと考えなくて良いっスよ。…ただ、今日のところはオレに任せて欲しいかな」
「うん。」
「…触るよ」
と言うと涼太くんはチサトの服の中に手を入れ素肌に触れてくる。
慣れた手付きで上下の服をスルスル脱がされると下着のみの姿にされ恥ずかしがるチサトに黄瀬もTシャツを脱ぐと鍛え上げられた腹筋が顕になる。
「…カッコいい…。」