• テキストサイズ

ハイキュー!! バレンタイン企画!

第7章 HATE YOU





「じゃあ、また迎えに来る時連絡しろよ」

せっかくの土曜日で、しかもバレンタインデーだと言うのに予定がないという兄が、車の窓からそう言ってくれる。
まったく気の毒だ…顔は悪くないはずなのに

そんな兄を見送りながら手を振る私の背には、青葉城西。


よし、と握りしめたのは、大地先輩に渡す予定のチョコレート。
箱に綺麗に入れてあるの。

(うわぁぁ…いざ渡すってなったら…なんか、恥ずかしい/////)


綺麗にラッピングした箱をぎゅっと握りしめる。
トクトク鳴る心臓に、チョコレートが溶けてしまいそうなほど頬が熱い。




もう1度大きく息を吸って
体育館に向かって小さく走った。
/ 68ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp