第15章 -払拭 [R-18]
クッ…
「んんっ!」
先を濡れた蜜壷に入れれば
逃げるセレネの腰を掴んで逃げられないようにしてギチギチの中に 腰を推し進める
ググッ…
「ひゃぁっ…痛っ」
(…痛い?…)
セレネの顔を覗き込めば ギュッと目を瞑り目尻から涙を零し 眉を落とし
唇を噛み締めていた
「…セレネ…はじ、めて…?」
返事の代わりにルイの腕を掴む手に力が入った…
あの時、既に彼女の純潔は奪われてしまったと思っていた。
誰にも奪われていないセレネの初めて
「セレネ…俺の首に手を回して、唇噛まないで…」
「んぁ…ふ、ふあっ…」
嬉しさがこみ上げる 頭の後ろに手を差し入れ 下唇を噛むセレネに深く口付けた
力が抜けるように深い 深い接吻 可愛い、綺麗 何度もセレネに囁きながら
ゆっくり ゆっくりギチギチと絞まる蜜壷に自身を沈めていく
「…くっ…セレネ、そんなにしめないで…」
ミチミチと締まる道中 それを押し広げるように進める
気を抜けば押し出されてしまいそうだ
「む、りぃ…」
「…セレネごめん…痛いよね…でも、可愛い…」
顔を覗き込み 汗で張り付いた前髪を手でどかし 労るように髪を撫で 額に口付けた
潤んだ瞳から 涙がこぼれ落ちる目尻に接吻を落とし 口で吸い取る
すべてが甘いセレネにどんどん溺れていく
「…奥まで入れるよ…」
「…えっ…?」
一瞬気を緩ませたのを見逃さず 最奥にズプリッと先端を捻り込んだ
「ひあぁぁッ!」
「くっ…奥まで入った」
痛みを長引かせないため セレネの身を案じ 一気に最奥まで推し進めた
ルイ自身に広げられたセレネの中
痛さから ヒュッと息をするのが聞こえる
痛みを与えているのが自分なのにもかかわらず
セレネの初めてが自分だという言うことに この上ない喜びを感じた
みっちりと締め付ける セレネ
凄まじい快感に息を詰めて耐えた。
セレネの呼吸が落ち着くのを待って 腰を動かした
「少しずつ動かすよ…」
ギュッと抱きしめ ゆるゆると腰を動かすうちに
セレネから甘い声が出始めた。