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【イケメン王宮】花冠

第11章 -自覚 [R-18]






アルバートとユーリが部屋を出ると ゼノは、自分の胸元に寄りかスヤスヤ眠るセレネを抱き上げ ベッドにそっと寝かし 湯浴みをする為お風呂に向かった。



部屋に戻ると ベッド脇にある水をコップ一杯飲み サイドテーブルに置くと 寝ているセレネの横にベッドを軋ませながら身体を滑り込ませた。



ベッドに身を任せ フワリと布団に包まれ スヤスヤ眠るセレネ。
ダークブルーの髪が少し乱れていて 広がっていた。
セレネの方を向き 頬杖をつき 右手で広がっている髪を梳かした。


ゼノは、ジッとセレネを見つめた。
白い肌 可愛い鼻 クリっとした大きな瞳は、長い睫毛に覆われ伏せられピンク色の頬に影を作り 目尻が先程泣いたせいか 赤くなっていた。
そっと顔を近づけその目尻に接吻を落とした。


赤く蕾のようなプルンとした唇を親指で摩れば閉じていた唇が開き
「んっ…」と声を漏らした。


ゼノは、ゆっくりと顔を近づけるとセレネの唇と自分の唇を合わせた。触れるだけの啄むような接吻を何度も繰り返えしているとセレネが小さく熱い息を零したのに気が付き 唇の間から舌を入れた。


セレネの後頭部に手を差し込み 固定し 角度を変え歯列をなぞり 上顎を擦り舌を絡め 口内を味わうように犯していく。


寝ていながらも微かに 呼吸が乱れ 熱い吐息をつくセレネにゼノは、さらに煽られる


「ん…ンァ…」


下唇を甘く噛み 吸い上げ 舐め ちゅっと音をさせ 何度も角度を変え啄む接吻を落とし 口内を何度も犯す


「ふぁ…ん…」


ピチャピチャと静まり返った部屋に水音が響く。
ネグリジェのリボンを解き胸元を引き下げると 白い形の良い丸みが露になり ピンク色の頂が小さく主張していた。


先端を触らず 丸みを確認するように指で辿り 頂きの周りをクルクルとなぞれば 先程より 主張が大きくなる。


首筋から鎖骨まで啄む接吻を落とし 頂きまでくると 口に含み舌でそっと転がせば セレネの口から 甘い吐息か漏れる。


反対の膨らみの先端をカリッと爪先で引っ掻き グリグリと押し潰したり 手で弄び 柔らかさを確かめる



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