• テキストサイズ

sweetmemorys

第2章 彼のセリフで7題【黒バス】


そう言い、赤司サマは本を借りる手続きをしに行く。

「……。」

杏里はその場から動かない。

「…?どうした杏里。」

赤司サマが声をかける。

「いっやー、私の貴重な昼休みの時間削って本を探してやったんだよ?なんかねーの?」

「……。」

赤司サマは呆れてものも言えない、という顔をしている。

すると、赤司サマはこちらに戻って来た。

「確かに、何も無いというのもあれだな。」

素直に言った赤司サマに喜ぶ。

「杏里。」

「ん?って、おわぁ!!」

気づくと、赤司サマの手の中にすっぽりと収まり、抱きしめられている。

「おい!?赤司!?」

「やっと、『サマ』ってつけないで言ったね。」

「…え?」

顔をあげると額にキスをされた。

「好きだ。」


(な…なな…!!)
(次は口かな?)
/ 20ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp