• テキストサイズ

sweetmemorys

第3章 叶うわけない、なんて。


二人にあいさつを返して教室を見渡す。

・・・まだ来てないのかな。

私の好きな人。黒髪でくせっ毛の彼の姿が見えない。

「おはようがざいます!って・・・あれ?どうしましたか?扉の前で・・・」

後ろから声が聞こえて振り返ると、野々原ののちゃんと・・・

「おはよう。」

黒澤君が居た。

「おっす黒澤!のの!」

「よーっす。」

白馬君が元気に、輝君が少し気だるげに挨拶をする。

「あ、ふ、二人ともおはよう!」

私も少し遅れて挨拶をする。



いつも通りの朝だった。
/ 20ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp