• テキストサイズ

〖 IDOLiSH7 〗 なないろパレット

第5章 ヒカリの中へ


ちょっとスキンシップ多めでビックリするけど、どこかミステリアスな感じのナギさん。

一「六弥さんも二階堂さんも、堂々といかがわしい物を見る事を宣言しないで下さい」

いつも凛とした態度でいるけど、何となく可愛らしく思えてしまう一織さん。

大「だから違うっての!そんなものレンタルしない!」

『二階堂さんは隠し持ってるんですよね?』

「「 マジで?! 」」

大「愛聖?!」

賑やかで、騒がしくて、どこかしらで小さな衝突があっても···その都度、話し合って。

環「っていうか、マリー。いつまでりっくんに抱き着いてんの?」

ナ「マリー?ワタシの胸なら、好きなだけお貸しシマスよ?」

私に親しみを込めてマリーと呼んでくれる人がいて。

一「佐伯さん、手を貸しましょう。起き上がれますか?」

壮「愛聖さん、もしかしてケガでも?」

陸「えっ?!オレ受け止めきれてなかったですか?!」

どんな立ち位置でも、ちゃんと女の子扱いしてくれる人がいて。

三「愛聖、ホンットにそそっかしいなぁ。ボケるのには早すぎだろ」

大「まだ若いってのに気の毒なこった」

···弄りながらも、心配してくれる人がいて。

居心地が良くて。

素の自分をさらけ出しても、笑ってくれて。

私···ここにいてもいいんだって、心から思えて来る。

コツンと七瀬さんの胸に凭れかかれば、服越しの人肌の温もりと、トクン···トクン···と規則正しい鼓動を感じることが出来て。



なんだかそれが···

『あったかくて···安心す、る···』

陸「愛聖さん?」

三「ん?陸どうした?」

みんなのわちゃわちゃに気が抜けると、途端にみんなの声が少しずつ···遠のいて行った。












/ 1348ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp