• テキストサイズ

〖 IDOLiSH7 〗 なないろパレット

第20章 明かされた事実


千「ん、なに?」

そこはあっさり認めるんかい!とツッコミたいけど、それをやるとRe:vale劇場が始まりそうな気がしてやめる。

『こーんなところで油売ってる暇はないんじゃないの?岡崎さんのこと振り回してないで、早く仕事に戻ったら?』

百「あー、それなんだけどさ?オレたち仕事終わってて・・・というか、あとは夜のお楽しみだけなんだよね」

ポリポリと頬を書きながらいう百ちゃんに、四葉さんが顔を上げる。

環「夜のお楽しみって、なんかももりんエッチくさ・・・ヤマサンみてぇ」

壮「環くん!失礼だよ!」

『あはは、大丈夫だよ逢坂さん。千も百ちゃんもそれなりに怪しくてエッチくさいから』

これくらい平気だからって笑って言えば、僕のどの辺がエッチくさいんだ?と千がすまし顔で返す。

『どこがって、例えばシャワーから出た時にバスローブ1枚で平気で部屋に出てくるところとか。あと百ちゃんはバスローブどころか腰タオル1枚だったりパンイチだったり・・・それから、ンググッ』

百「ストーップ!ちょっとマリー!純情可憐なマネ子ちゃんの前でとんでもないこと暴露しないでよ」

『純情可憐なって、それじゃまるで私が違うみたいじゃない!酷い百ちゃん!もう絶交だから!』

ほんとに怒ってる訳じゃないけど、そんな会話が楽しくてわざと膨れてプイッと横を向く。

百「マリーに絶交されたら、オレ死んじゃう・・・だからさ、機嫌直してよ?ね?あ、ほら、とびきり美味しいステーキ屋さん連れてってあげるからさ?な?」

『それ、百ちゃんが食べたいだけじゃん。私はステーキ屋さんより、ふわふわのクリームがたっぷり乗ってるパンケーキとか、フレッシュフルーツが盛り沢山なパフェがいいなぁ。あ、紡さんも食べたいよねー?』

紡「え?私、ですか?あ、えっと・・・はい」

ね?ね?と視線だけで誘えば紡さんは戸惑いながらも返事をする。

環「俺、どっちも食いてぇ」

壮「環くん!」

『じゃ、みんなでって事で・・・ね、いいでしょ百ちゃん?』

百ちゃんの胸元を指先でツゥっと触れ、我ながらこれはどうなんだ?と思いつつも甘える素振りをしてみる。

百「ヤバい・・・マリーに甘えられると、ノーとは言えない・・・ヘヘッ」

百ちゃん、甘すぎる。

じゃ決まりね?と言ってクルリと周りイスに座る。






/ 1350ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp