• テキストサイズ

【進撃の巨人】夫は人類最強の男

第6章  Everything about me is yours


 先ほどの様子を見る限り、の方もあまり気にしていないようだったし、怒っているということもないだろう。

 だが、やはり結婚したからにはケジメというものがある。 古臭い考え方かもしれないが、ライフイベントにはそれなりの行事が必要なのである。
 歳を一つ重ねたら誕生祝いをするように、その生を閉じたら葬式をするように。
 結婚をしたら、結婚式をするべきなのだ。「べき」と言ってしまうと堅苦しすぎるかもしれない。
 本音を言えば、単純に、花嫁姿の綺麗なを見たかった。

「タイミング、ねぇ。…よっし!リヴァイ、君、結婚式をしなよ!準備は私たちが請け負うからさ。ちゃんを、喜ばせてやんな!」

 バシバシと背中を叩いて、まるで嵐のように去っていったハンジの後ろ姿を見つめて、リヴァイはガシガシと頭を掻いた。

/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp