第5章 ホームパーティー
そんな訳で、日常の業務を慌ただしくこなしながらも、リヴァイ夫妻宅でのホームパーティー当日がやってきた。
雲一つ無く晴れ渡った、すがすがしい程の晴天である。
「お天気に恵まれましたね」
と、笑顔のが食材をのせた大皿を持って庭に出てきた。
リヴァイは鉄板をガタガタと設置している。
小さいながらも芝生のしかれた庭があるので、そこでバーベキューをすることにしたのだ。
コンコンッと玄関の扉がノックされる。
リヴァイが扉を開けると、笑顔のオルオ達の姿があった。
「お邪魔しまーす!!」
皆それぞれに手みやげを持ってきてくれており、酒や食べ物、菓子などがダイニングテーブルにごっそりと置かれた。
ドヤドヤと皆を庭に案内すると、丁度テーブルメイクを終えたが笑顔で出迎えた。
「ようこそいらっしゃいました」
「さん、今日はありがとうございます!お邪魔します!」
エレンが笑顔で挨拶をする。
すかさずエルヴィンがカンパニュラの花束を差し出した。
「、今日は色々と準備してくれたんだね。ありがとう。今日の日の感謝の気持ちを込めてこれを君に…」
「わー、団長さんありがとうございます!」
が笑顔で花束を受け取る。
「カンパニュラの花言葉は、感謝…」
ふっと額に指を当てて微笑むエルヴィンはさておき、皆はガヤガヤと食事の準備を始めた。
はエルヴィンから花束をいただいたことをリヴァイに報告している。
「相変わらずのフェミニストだな…」
「優しい方ですね」
さっそくは、花束を花瓶にいけた。