第10章 「ウサダ奪還作戦!」
ウサダ「これはどういうことなの!?ヒロム!!リュウジ!!!!」
ウサダの手にはヨーコの宿題が
リュウジ「ごめん!!」
『ごめん…』
ウサダから湯気が…
リュウジ「できないって…ベソかいてたから…」
『私も…自分のは終わってたし…』
ヒロム「俺は手伝ったんじゃない。どっちが先にできるか競争するって言うから。ま、当然俺が勝ったけどな!」
ウサダ「勝たなくていいし!!ヨーコはまだ16歳なんだから勉強も大切なの!!」
『私も同い年だけど…』
ウサダ「はちゃんと自分で出来るでしょ!!」
『褒められた…』
ニック「お前の教育方法が悪いんじゃないのか~!?」
ネココ「そーだそーだー」
『こらっ!ネココ!!』
ウサダ「もぉ~!!ウサダの苦労も知らないで~!!ヨーコはねぇ!!小さい時から学校サボってばかりで、ウサダの授業だって何かと誤魔化して逃げ出すんだからぁ~!!」
ウィーン…
特命部にヨーコが入ってきた
「「「「『(あ…)』」」」」
ウサダ「そういうことだけ上手なんだよねぇ~!!この間のテストなんて…なんと…0点だったんだから!!」
「「「「『!!!』」」」」
ウサダ「これ以上ヨーコがおバカになったら困るの!!本当に!!」
みんなでウサダの後ろを指差す
ウサダ「何!!」
振り返るウサダ
ウサダ「あ…。~♪~♪~♪~」
ウサダはヨーコを見た瞬間、湯気が収まり、鼻歌を歌い出す
ヨーコ「これ以上おバカって何よ!!」
ウサダ「ヨーコが悪いんでしょ!!ちゃんと勉強しないから!!ウサダがいなかったら今頃どうなってたか!!」
ヨーコ「べーつーに?ウサダがいなくったって、ちゃーんとやるし」
ウサダ「へぇ~!!だったらウサダも楽でいいし~!!」
ヨーコ「ふんっ!!」
ウサダ「ふんっ!!」