第10章 「ウサダ奪還作戦!」
エネルギー管理局
人々の生活基盤であるエネトロンを文字通り
管理、運営する公的期間である
ゴーバスターズがヴァグラスから回収したエネトロンも管理局へ届けられる
リュウジ「ウサダ1人で行ったって…」
ヒロム「まだケンカ続いてんのか…?」
ヨーコはテーブルいっぱいに並べられたお菓子をむさぼっていた
『そろそろ仲直りしなよぉ…』
仲村「えぇ!?誘拐された!?」
「「「『!!』」」」
仲村「どなたがですか!?…RHUL-03?」
「「「RH…??」」」
『RHって…』
バンッ!!
「「「うぉっ!」」」
ヨーコがテーブルを叩いた
ヨーコ「ウサダが!?」
「「「「『誘拐!!?』」」」」
《もしもし!?当局の備品を盗んだというお話ですが…》
《備品!?と、とぼけるな!!お前たちが厳重に警備してたのは見てる!!返してほしけりゃエネトロンを2000トロン用意しろ!!》
《ちょっとぉ!!安すぎるでしょ!!?》
《うるせぇ!!いいから黙ってろ!!》
《ギャアギャアギャアギャアギャア!!》
《また…連絡する》
ブツンッ
仲村「以上が、犯人からエネルギー管理局にかかってきた電話です」
ヒロム「今の様子じゃ…ヴァグラスは絡んでませんね」
ヨーコ「まったく…ウサダってばドジなんだから!」
なんだか少し嬉しそうなヨーコだった
黒木「しかしなぜウサダが単独で管理局へ行ったんだ…?」
ヨーコ「(ギクッ…)」
黒木「ヨーコ。命令はお前とウサダにしたはずだぞ?」
ヨーコ「……はい。それが…」
リュウジ「すいません!!…俺とヒロムとちゃんが…ヨーコちゃんの宿題…手伝ったせいです…」
黒木「何!?」