第2章 「特命戦隊、集結せよ!」
『きゃっ!!』
ネココ「!!」
ヨーコ《え!?》
リュウジ《女の子…!?》
ネココ「!!逃げるぞ!!…あ」
後ろにはバグラーが
ネココ「逃げられない…!」
『ネココ…下がってて』
ネココ「何する気だ…?」
は近くにあった長いパイプを手にとって構えた
『大丈夫。13年前の特訓なら体にまだ染み付いてる』
ネココ「…!」
『戦いが嫌いなんて言ってらんない。平和が好きなら私たちが平和にさせるしかない…!!』
は日傘をネココに投げ渡した
バグラーたちがに向かって襲いかかってきた
は向かってきたバグラーたちをパイプで倒していった
ヨーコ《嘘…!》
リュウジ《あの子…》
『ふぅ…』
ネココ「また強くなったか…?」
『そう?いつも通りに…』
ガクンッ
『あ』
ネココ「!!」
『やば…動かない…』
ネココ「日傘を捨てるからだ!!」
『ごめんネココ……なんか…眠たく…』
はそのまま目を閉じた
―――――
『う…』
ネココ「目が覚めたか?」
『ネココ…』
ネココ「日傘を投げ捨てるからだ。ったく…」
『ごめん…』
は部屋を見回した
『ここ…13年前の…』
ネココ「あぁ。13年前…がいた部屋だ」
『懐かしい…。まだ残ってたんだ…』
ネココ「当たり前だ。司令官はが帰って来るのを待ってたんだから」
『司令官…』
ビー!ビー!ビー!
部屋に警報が鳴り響いた
『!!』
ネココ「まさかヴァグラスが…!!」
『ネココ!司令室に行こう!!』
ネココ「あ!!おい!!」