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特命戦隊ゴーバスターズ

第6章 「キケンな熱暴走!」





~♪~♪~♪~


黒木《ヨーコ、急いでヒロムと合流しろ。敵メガゾード転送完了まで後6分だ》

ゴリサキ「司令官、ヨーコはちょっと…」

ヨーコ「了解…」

ヨーコは立ち上がった

ゴリサキ「大丈夫か?」

ヨーコは何も言わず走って行ってしまった

ゴリサキ「ヨーコ…心配だなぁ…」

『大丈夫よゴリサキ。ヨーコちゃんなら』

ゴリサキ「だといいけど…」

『私、ゴリサキの手伝いするね』

ゴリサキ「は大丈夫なのか…?」

『大丈夫っていうか…まぁ…ウイークポイントは誰にでもあるから…』

リュウジを冷やすの手は微かに震えていた

『頭…地面じゃ痛いよね…』

はリュウジの頭を膝に乗せた

ゴリサキ「…大丈夫…?」

『…何が?』

ゴリサキ「手が震えてる」

『……こうなったのは…私のせいだから…』

ゴリサキ「…」

『私を守るために…こうなっちゃった…』

リュウジ「う…」

ゴリサキ「リュウジ!!」

『リュウジさん…』

リュウジ「俺…」

ゴリサキ「とにかく戻ろう!」

ゴリサキはリュウジを支え、管理局に戻った

管理局に戻り、ゴリサキはリュウジにさっきのことを話した

は保冷剤を取りに行った

リュウジ「そっか…ついにヨーコちゃんたちに見られちゃったか…」

ゴリサキ「…ヨーコ…ショック受けてた…。意外なくらい…」

リュウジ「脆いところあるんだよ。小さい時から…」

ゴリサキ「そうだな…お母さんいなくなってからリュウジのことはお父さんみたいに思ってただろうし…」

リュウジ「そこはお兄さんにしてほしいけど」

ゴリサキ「ごめん…」

リュウジ「ま、よかったかもな」

ゴリサキ「え…?」

リュウジ「……………」

『あの…リュウジさん…これ…』

はリュウジに保冷剤を渡した

その手はまだ震えていた

リュウジ「ちゃん…」

『まだ…いっぱい冷やしてます!だから大丈夫ですよ…!』

リュウジ「ちゃん…ごめんね…」

『え…?』

リュウジはの頭を撫でた

リュウジ「ありがとう」


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