第6章 「キケンな熱暴走!」
『……………』
いつもの優しいリュウジ
の瞳から涙が零れる
ゴリサキ「…」
『あ…ごめんなさい…!何か…いつものリュウジさんだったから…』
リュウジ「……………」
『いつもの…優しいリュウジさんだぁ…!』
先程のヨーコの様にボロボロ泣き出す
ギュ…
『…!』
リュウジ「ホントごめん…。怖かったよね…」
『うぇ~…ん…!!』
リュウジは優しくの頭を撫でた
リュウジ「ゴリサキ、行こう。ちゃんは休んでてね」
ゴリサキ「リュウジ…」
リュウジはジャケットを着て、ヒロムたちの元に向かった
『リュウジさん…』
あれもリュウジさんなんだ…怖がっちゃいけない
仲間だから…
―――――
メガゾードをシャットダウンすることができた
エネトロンはちゃんと管理所に届けられた
ヨーコ「それにしても熱暴走にフリーズ、リュウさんもヒロムもだらしないなぁ!」
リュウジ「申し訳ない」
ヨーコ「これからも私がフォローを…」
グゥー…
『ヨーコちゃん!!』
ヨーコは地面に倒れた
ヨーコ「充電切れた…」
リュウジ「あっはは…。あーあーあーあー」
ヒロム「人のこと言えないな」
『ヨーコちゃんったら…』
ヨーコ「今のはたまたま!!」
『はい、チョコレート』
ヨーコ「ありがとう~…」