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特命戦隊ゴーバスターズ

第43章 突撃!メガゾードの中へ




『よし、次』

「もうムリなんだよ…」

中にいるみんなはもう諦めモード

『大丈夫ですって!きっと…!』

《後ろ向き~後ろ向き~に止まります》

『ここで扉を押さえれば…』

「危ない!!」

『この声…』

中に入ってきたのは男の子とヨーコ

『ヨーコちゃん…!』

ヨーコ「…!?」

《ご乗車、誠にありがとうございます。この列車はお客様の弱気なデータを集めております。ご協力ください》

ヨーコ「弱気なデータ…?」

『(私のときはそんなこと言ってなかったんですど…)』

ヨーコは扉を開こうとするが開かない

『扉は開かないし、モーフィンブレスも繋がんないの…』

「開けろよ!」

男の子が扉を開けようとする

ヨーコともそれを手伝うがやっぱり開かない

「ムダだって…。もう二度と逃げられないよ…」

「一生このままね…」

『大丈夫ですって!』

「俺の人生もここまでか…」

床にデータが吸収されていった

ヨーコ「止めなきゃ…」

『うん』


ヨーコ「みなさん!そんなにしょんぼりしてたらホントに帰れなくなっちゃいますよ!」

『そうですよ!元気出しましょう!』

「「「……………」」」

ヨーコ「えー…」

「ホントに帰れないの…?お母さん…!」

男の子が泣き出す

『大丈夫だよ』

は男の子の頭を撫でた

『お姉ちゃんたちが絶対に助けてあげるから』

ヨーコ「ごめんね。はい、これ食べて元気出して」

ヨーコは男の子にお菓子を渡した

ヨーコ「そうだ…!お腹が空いてたら元気が出ない!みなさんもどうぞ!」

ヨーコはお菓子を配った

「私…甘いもの我慢できない根性無しだったからここに…」

ヨーコ「え?いや、そんなこと全然!私も我慢苦手だし…失敗を反省することはすっごく偉いことだと思います!」

「俺は…反省しないで逃げようとした…意気地なしだ…」

ヨーコ「う~…」

『でも今は…思ってませんよね』

「え…?」

『それを自分でわかっているなら…反省してるも同然です。意気地なしなんかじゃないです』

ヨーコ「…。そうだ!みなさん、一緒に歌いましょう!」

「「「……………」」」

ヨーコ「1、2、3、はい!僕らはみんな生きている~♪生きているから歌うんだ~♪」

『ヨーコちゃん…』

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