第43章 突撃!メガゾードの中へ
『どうなってるんですか…?』
森下《恐らく、メガゾードがメサイアのメタロイドになったということだと思います》
『そんな…』
中村《間違いないです。敵メガゾード転送反応あり。早いです!あと5秒》
『5秒!?』
中村《3、2、1、来ます!》
『………。来ない』
《出発進行~》
メガゾードロイドは電車に変形し、空へ消えてしまった
―――司令室―――
森下「ダメです…。列車の巨大メタロイドも、転送されたはずの2体目のメガゾードもまったく見当たりません」
中村「転送はかなり近い位置だったはずなんですが…」
ヒロム「巨大なメタロイドに行方不明のメガゾードか…」
リュウジ「これは手こずりそうな予感だね…」
黒木「街中の監視を強化する。メサイアのメタロイドなら必ず人間のデータを集めるために動くはずだ。全員で当たってくれ」
「「「『了解!』」」」
4人は捜索に向かった
―――――
~♪~♪~♪~
森下《上鉢地区、K-294ポイントにメタロイド》
『了解』
森下《待ってください。既に移動しました》
中村《森岡地区、M-008ポイントで発見》
『了解っ』
中村《M-023ポイントに移動です》
『もー!!移動しないでよ~!!』
走り出そうとしたとき、の足元に煙が
『え…何…これ…』
《泣き虫~泣き虫に止まります》
『!!メタロイド!!』
はイチガンバスターを構えたが、電車の中に引きずり込まれた
『きゃぁっ!!』
《ドア閉まりま~す》
『ちょ…っ!!』
《ご乗車、ありがとうございま~す…》
は扉を開けようとするが開かない
「ムリだよ…。その扉は開かない…」
中には3人の人がいた
しかもその中には子供まで…
『絶対に助けます』
はモーフィンブレスを繋げるが応答なし
イチガンバスターで扉を壊そうとしたが
ガガガガガガ!!
『きゃっ』
車内が揺れる
《車内での発砲はおやめくださ~い》
『はぁ…』
どうすれば出られる?
どうすれば助けられる?
『(動力部を破壊すれば…)』
は別の車両に移動しようとするがそれもできない