第38章 黒と白の花嫁
ゴーン ゴーン ゴーン
音とともにヨーコと黒木が入場した
リュウジ「ヨーコちゃん…」
『素敵~…!』
仲村「うわ~…!綺麗~…!」
『私も着たいなぁ…ウエディングドレス…』
ヒロム「え?」
『ん?』
リュウジ「ちゃんまで…!」
黒木は新婦の前に着くと、長谷川を睨みつけ、席に座った
森下「新郎、長谷川マモル。あなたはその命の限り、この女性を愛し続けることを誓いますか?」
長谷川「誓います」
森下「新婦、ヨーコ」
ヨーコ「誓います」
ヒロム「…襲ってくる気配がないですね…」
マサト「だが…他に結婚式はやってねぇ…。来るとしたらここだ」
しかし何度やってもこない
マサト「何度やるんだよ…。早く来いよ…メタロイドちゃんよ…」
仲村「敵メガゾード転送完了まであと10分しかないです…」
ヒロム「作戦は失敗か…」
『あれ…誰…?』
ヒロム「え…?」
会場の入り口に黒いウエディングドレスを着た人物が立っていた
ヨーコ「え…?黒い花嫁…?」
リュウジ「結婚式は全て中止にしたはず…!」
黒木「とにかく止めろ!」
ヒロム「了解」
『すいません、こちらで結婚式をされる方ですか?』
黒い花嫁は持っていたブーケを投げ捨てた
ブーケで見えなかった首元にはエスケイプもつけていた首飾りが
「「『!!』」」
ヒロム「みんな伏せろ!!」
ドドドドドドドド!!!!!
ガシャンッ!!
『きゃっ…!』
台の上にあった花瓶がの足に落ちてきた
『いった…』
ヒロム「エスケイプ…!!」
エスケイプ「花嫁がどこにもいないんじゃしょうがないから…データ集めは後回し。先にあんたちを潰すことにしたわ」
ヒロムとリュウジはイチガンバスターでエスケイプを撃つ
エスケイプはそれを避け、会場の外に
黒木「森下!仲村!我々は司令室に向かう!」
森下・仲村「了解」
長谷川もみんなを追おうとするがヨーコが止めた
ヨーコ「先生はここにいて。下手に動くと危険だから」
長谷川「すっかり一人前なんだな…。安心したよ。怪我するな」
ヨーコ「先生の結婚式、絶対できるようにしてくる!!!!先生のことお願い!」
『任せて』
ヨーコは会場を出て行った