第34章 モーフィン!パワードカスタム
エンター「レッドバスター、私たちが戦ったのは…マジェスティの中と言ってもいい場所でしたよね?私がタダであなたに遅れを取ると思いますか?ノンノン。マジェスティのバックアップはしっかりと」
ヒロム「バックアップ…!?」
エンター「もちろん全てではありませんが…これだけあれば十分…」
エンターは懐から何枚かのカードを出した
エンター「我がマジェスティメサイアの…」
「「「『!!!』」」」
エンター「正確に言えば…マジェスティメサイアの種ですが…。このカード1枚1枚がこれから成長するんですよ。このようにね…」
カードの1枚はもう隣のメタロイドに使われていた
エンター「当然…この残りの12枚も…ボンボヤージュ。マジェスティ…」
エンターはカードをばら撒いた
「「「『!!!』」」」
リュウジ「まさか…!あれもメタロイドになるっていうことか…!!」
エンター「花や木の種と同じように…それぞれが目覚め…成長を始めるんです…。いつ、どこでかは…もはや私にもわかりません。成長に必要なデータを集め、やがて…この世界を支配するほどの存在となるでしょう」
ヒロム「そんなこと黙って俺たちが見てると思うのか」
エンター「そう。これはゲームですよ、ゴーバスターズ。マジェスティのカードは…このメタロイドを入れて13枚。あなた方が潰すのが早いか…マジェスティの成長が早いか…。そこにいるマドモアゼルを渡してくれさえすれば…カードは私が潰しましょう」
『な…っ』
ヒロム「当然潰す。は渡さない。まずそこにいる奴からだ!」
メタロイド《はっはっは…。できるか…?》
ヒロム「行くぞ!!」
《イッツ モーフィン タイム》
「「「レッツ モーフィン!!!」」」
もイチガンバスターを構えた
そして戦い始めた
はメタロイドの砂時計の部分を狙った
きっとあそこを損傷すれば少しはダメージがあるだろう
『はぁっ!』
しかしそれは防がれてしまった
『ちっ…』
メタロイドはの後ろに回りこんだ
『!!』
ドッ!!
『う…っ!!』
メタロイドはの背中に蹴りを入れた
ヨーコ《!!》
『…っ』
しかしヨーコの攻撃もまったく効かない