第34章 モーフィン!パワードカスタム

『きゃあっ!』

は攻撃を受け、地面に叩きつけられた

リュウジ《ちゃん!ヨーコちゃん!》

しかしどんな攻撃も効かない

ヒロムが駆けつけ、メタロイドの後ろに回りこんだが、あっさりと受け止められてしまった

メタロイド《せっかく集めた人間のデータがあるんだ…。気をつけてもらおう!》

ヒロム《うわっ!!》

ヨーコ《ヒロム!》

ヒロム《人間のデータ…!?》

リュウジ《まさか…データって人間の…!》

メタロイド《ふっふっふ…。そう、あらゆるデータだ。まずは優秀な若い頭脳を持った人間のデータ…。238人分いただいた》

ヨーコ《そんなの許さない!!》

ヨーコが空中に大きく飛び上がった

しかしメタロイドに効かず、地面に叩きつけられた

リュウジ《ヨーコちゃん!》

『ヨーコちゃん…!!』

メタロイド《はっ!!》

《《うわぁっ!!》》

『きゃあっ!!』

リュウジ《コイツ…強い…!!》

ヒロム《これが…メサイアのメタロイドの力…っ》


「助けてーっ!!」


リュウジ《この声は…》

『私が…行きます…!』

ヨーコ《でも…!》

『大丈夫!』

は声のした方に走り出した

そこには女生徒を助けるニックの姿が

しかし女生徒を助けたと同時に蟻地獄の中に引きずり込まれてしまった

『ニック!!』

は手を伸ばしたが、届かない

『ニック…!!』

ニック「ダメだ!!まで落ちる…!うわぁぁぁぁ!!」

『ニック!!』

ニック「わかってるよな…!!絶対にここを…!!」

『ニックー!!!!』

ニックは蟻地獄の中へと姿を消した

『うそ…』

はその場から動けずにいた

戦闘を終え、みんなが集まった

ヒロ厶「…」

『…ごめん…なさい…。助けられなかった…』

ヒロム「でも…ニックのおかげで…生徒たちの居場所がわかった」

リュウジ「この穴を通して…メタロイドの砂時計の中に落ちてるんだ。転送のシステムと似てるのかも…」

ヨーコ「ニック…大丈夫かな…」

ヒロム「まずは…あのメタロイドを倒すことだ…」