第25章 トレビアンな夏祭り
『ちょっと…!やめましょうよ…!』
紙を見てサマーフェスティバルにやってきた3人
は止めるが聞かない2人
リュウジ「あ。ニックだ」
そのニックの後をつける2人
『ヒロムくんに怒られる~…!』
ヨーコ「あ!リュウさん、あれ」
ついにヒロムが見つかった
リュウジ「全部ハズレだったね。想像の斜め上いってる」
2人はスタスタとステージ上へ
『(あぁっ!!ダメっ!!)』
「おいヒロム。お客さんだよ」
ヒロム「!!…どうして…!」
ヨーコ「またピエロ?この格好ホントに好きだね」
リュウジ「似合ってる」
ヒロム「みんな、すぐ戻るわ」
ヒロムは2人を連れて行った
はその後を着いていった
―――――
ヒロム「…」
『ひぃっ…』
ヒロム「隠れてないで出て来い」
『はい…』
ヒロムくんが怖い…
ヨーコ「何か…怒ってる…?」
ヒロム「怒ってるわけじゃない。だが…ここにその格好で来られると困るんだよ。ってに言ったよな」
『はい…』
リュウジ「それって…正体を知られたくないってこと?」
ヒロム「はい。あいつら中学のときの部活の仲間で…今日は急にボランティアの欠員が出たんですよ。だから…頼まれて今日はここに来ました」
リュウジ「えっ、部活って?」
ヒロム「…大道芸部…?」
リュウジ「え!?」
ヒロム「…………」
ヨーコ「全然想像できない…」
ヒロム「いいだろ。昔の話だろ」
~♪~♪~♪~
森下《猪田地区、S-075ポイントでエネトロン異常消費反応です!》
仲村《敵メガゾードの転送反応有り。タイプβ(ベータ)です。転送完了時間は、55分40秒》
黒木《陣とJはもう向かった。お前たちも直ちに現場へ向かえ》
「「「『了解!』」」」
ヒロム「行こう」
リュウジ「ここを離れてもいいの?」
ヒロム「…いいも悪いもないです」
ヒロムは走り出した
「ヒロムくん!?」
そこには女性が立っていた
「どこ行くの?リハーサル、始まるわよ?」