第25章 トレビアンな夏祭り
リュウジとは司令室に入った
ヨーコ「あ!!リュウさん!!ヒロム知らない?」
リュウジ「あぁ、ヒロムならニックと出て行ったよ?」
ヨーコ「えぇ~…。宿題やってもらおうと思ったのに~…」
ウサダ「ヨーコ~…!!聞こえてるよ~!!」
ヨーコ「ヤバ!ウサダいた!」
ヨーコはの後ろに隠れた
リュウジ「あ、でも、珍しいよね!ヒロムが非番とはいえ、出かけるなんて」
『あ、それは…』
ヨーコ「まさか…ショッピングとか!?」
リュウジ「違うでしょ。あ、草野球でもやってるとか!」
『いや…あの…』
ウサダ「ねぇねぇ、意外と映画見てたりして」
みんなはそれぞれに想像を膨らませるが
リュウジ「何か想像できないな…」
ヨーコ「うん…。ヒロムって、どんな生活してたんだろ」
リュウジ「ん?」
ヨーコ「リュウさんと私はずっとここで暮らしてたけど、ヒロムとは普通に学校とか行ってたわけだよね?」
リュウジ「確かにちょっと気になるよね。2人とも自分のこと全然話さないし」
2人はを見た
『え…』
ヨーコ「ねぇ!学校ってどんな感じ!?」
『え!?どんな感じって言われても…』
ヨーコ「何で?も学校に行ってたんだよね?」
『まぁ…そうだけど…』
ヨーコ「楽しいんだろうな~…」
『そうでもないよ』
ヨーコ「え…?」
『そうでもないよ?…ほら、ヨーコちゃんの嫌いな勉強ばっかりだし!』
ヨーコ「うわ…。そんなのムリ…」
リュウジ「(何か今…)」
ウィーン
司令室にゴリサキが来た
ゴリサキ「リュウジ!これ、ニックが落として行ったんだけど…」
ゴリサキはリュウジに紙を渡した
リュウジ「サマーフェスティバル…?」